2012年6月13日水曜日

金魚鉢



金魚鉢は、夏の暑さをしのぐための知恵のひとつだ。

ひらひらと泳ぐ様を眺められるガラスものもいいけれど、
興味があるのは、睡蓮鉢のような大ぶりの陶器。
店先や玄関先といった視線が下がる場所に置かれたものは、
なかなか趣深い…第一、金魚が気持ち良く泳げる広さがある。

せっかく五条坂の近所に住んでいるのだからと、
清水焼で丁度良いものがないか探し歩くも、まあ、出会えない。
食器や花器ならいざ知らず、手頃な値段のものは、まずない。
だからと言って、値の張る作家の一点ものを買い求めるほど
腹をくくれていているわけでもない。

別の産地の陶器を取り寄せた方が早いのだろうが、
金魚鉢があろうとなかろうと、京都の暑さに変わりはないだろうから。
いつか良い出会いがあった時の、涼やかな気分を楽しみにする。

2012年6月10日日曜日

花の名前

義父はガーデニングが好きで、彼の家を訪ねると、
ベランダや窓際、台所に居間と、そこかしこで育つ花を指して、
「ええやろ?」と感想を求めてくる。

ええも悪いも、その名前すら知らないものがほとんどなので、
「うーん、いいですね」と、適当な相槌を打つしかない。

別に義父が特殊な花を育てているわけではなく、
単にボクが花の名前を知らな過ぎるだけなのだ。
あんまりなので、少しずつ覚えるようと思う、今日この頃である。
花をきっかけに始まる会話もあるだろうし、
何より季節がめぐるのを楽しみにできるだろうから。

ちなみにこれは、ホンコンエンシスの「月光」。
開花時期は…もうすぐである。

2012年6月2日土曜日

水出し

近所の喫茶店に置かれている
オージ・オリジナル・ウォータードリッパー」。

ホームページの説明によると、

一滴ずつ珈琲豆に水を浸透させる透過式を採用しておりますので、
浸漬式に比べ豆の持つ雑味やタンニンを取り除き、
他のコーヒー器具では味わえないソフトでクリアーな味わいを楽しんで頂けます。

とのこと。

インテリアとしても見映えがするし、
何より、メイド・イン・ジャパンにこだわって、
ガラス、木工、金属加工の各メーカーの協力を仰いで作った
という物語がいい。

「水出し煎茶」の専用器具…どうにか作れないものか、
できれば京都の職人さんたちと
と、珈琲を飲みながら夢想してしまうのである。
いや、やりたいな。やろう。