パッケージの打合せ。
「粉末をくるむような構造で、柔らかいラインのもの」という
クライアントからのオーダーに沿うように、
開封する受け手はもちろん、梱包、発送する送り手のことを考えながら、
紙工業者さんとベースのデザインの試作を繰り返す。
もちろん印刷デザインのことも視野に入れるわけで、
どのように持ちかえられ、どのように中身の商品が目に飛び込むと良いか
なんてことを、ひたすら試作品をいじりながら考える。
時間をかければ良いものができる、などとは思わない。
考え過ぎて、「感じて欲しいこと」がバラついてしまっては意味がない。
次第に増えていくメッセージをある段階で整理して、
ある段階で、思い切って引いていかなければ、
受け取る人が「読みとろう」と思える何かを生み出すことができない。
肝心のは、送り手が「引き算」をし、受け手が「足し算」を行うコミュニケーションだ。
肝心のは、送り手が「引き算」をし、受け手が「足し算」を行うコミュニケーションだ。
「感じさせる」のではなく、「感じられる」を目指さなければ、永く愛してもらえない。
「時間をかけて考えたんだろうなあ」と思われない、サラリとしたデザイン。
そんなものにしたいなあと思いながら、時間をかけてしまっている。
まあ、ここがこの仕事の面白いところなので、
「そやし…」という言葉を重ねながら、少しずつ「サラリ」に向かっている。




