2013年2月2日土曜日

茶摘み娘の「あかねだすき」


JR宇治駅前にある、茶摘み人形。
毎時間、0分ジャストになると、茶摘み娘さんが動き出し、
「茶摘み歌」のメロディが流れる。

地方によって若干、異なるものの、
初夏、新茶の光景を歌う「茶摘み歌」の歌詞は、この通り。

  1. 夏も近づく八十八夜
    野にも山にも若葉が茂る
    「あれに見えるは茶摘みぢやないか
    あかねだすきに菅(すげ)の笠」
  2. 日和(ひより)つづきの今日このごろを
    心のどかに摘みつつ歌ふ
    「摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
    摘まにゃ日本(にほん)の茶にならぬ」

いかにも唱歌らしい二番の最後はさておき、
一番の「あかねだすき」。

全国のチャの生産地で見られる「茶摘み娘」の姿は、
大抵、同じカラーリング(な気がする)が、
「あかねだすき」は、歌詞になるほどのマストアイテム。

これは、「あかね」が昔から止血剤として知られていたことから、
指先を怪我しやすい茶摘みの時には欠かせなかったとのこと。
たすきの「あかね」をすり込みながら作業していたからだそうな。

機械の導入によって効率化が進められる近年、
茶摘み娘さんたちが、あかねをすり込む光景は
あまり見られないものとなったのだろうけれど、
それでも血と汗の結晶なのだなあと、ベタなことを思う次第。

ところで、この宇治市民は、この茶摘み娘さんを「ラッキーのシンボル」と称え、
この娘に会えたらよい事があるというサインにしているのだとか。
うーん、せめて15分おきに動かした方が、宇治茶のPRになると思うのだけれど、
それじゃありがたみが失せますか、そうですか。

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