JR宇治駅前にある、茶摘み人形。
毎時間、0分ジャストになると、茶摘み娘さんが動き出し、
「茶摘み歌」のメロディが流れる。
地方によって若干、異なるものの、
初夏、新茶の光景を歌う「茶摘み歌」の歌詞は、この通り。
- 夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
「あれに見えるは茶摘みぢやないか
あかねだすきに菅(すげ)の笠」 - 日和(ひより)つづきの今日このごろを
心のどかに摘みつつ歌ふ
「摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにゃ日本(にほん)の茶にならぬ」
いかにも唱歌らしい二番の最後はさておき、
一番の「あかねだすき」。
全国のチャの生産地で見られる「茶摘み娘」の姿は、
大抵、同じカラーリング(な気がする)が、
「あかねだすき」は、歌詞になるほどのマストアイテム。
これは、「あかね」が昔から止血剤として知られていたことから、
指先を怪我しやすい茶摘みの時には欠かせなかったとのこと。
たすきの「あかね」をすり込みながら作業していたからだそうな。
機械の導入によって効率化が進められる近年、
茶摘み娘さんたちが、あかねをすり込む光景は
あまり見られないものとなったのだろうけれど、
それでも血と汗の結晶なのだなあと、ベタなことを思う次第。
ところで、この宇治市民は、この茶摘み娘さんを「ラッキーのシンボル」と称え、
この娘に会えたらよい事があるというサインにしているのだとか。
うーん、せめて15分おきに動かした方が、宇治茶のPRになると思うのだけれど、
それじゃありがたみが失せますか、そうですか。

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