宇治茶が、もっと日々を潤す存在になるようにと、
お手伝いをさせていただいている「山本園茶舗」さんの抹茶専用パッケージ。
抹茶の粉末は、原料である「てん茶」を粉砕した粒子。
その細かさは、10~20μm(マイクロメートル=0.001mm)ほど。
人間の舌がざらつきを感じるのは、
粉末の粒径が30μm以上の時と言われているから、
抹茶の粉末は、舌にざらつきを感じさせず、
それでいてまろやかさを感じさせるのに丁度良いパウダーなのです。
…なんてことを知ってしまった以上、
そのパウダー状態を保つために、ふんわりとくるむ形状でなければならない。
キャラメル式のような箱だと、入れる時に底に当たって少なからず圧がかかる。
包装紙のように上下を固定することなく、手早く包めるようなのが良い…などなど、
試作を繰り返してベースの形状を決めました。
今日は採用する紙を選びました。
抹茶を守るためのパッケージであって、
発送に耐える弾性が必要ということで、「マイクロフルート」と呼ばれる
超極薄のダンボール素材を使用。(0.5~0.6mmという薄さながら、しっかりと二層構造)
当初は、右下の「白無地」でいく予定だったのですが、
できるだけ自然素材の色味にという思いから、
「茶色」「緑色」の2案を加えた最終3案で検討。
左下の「茶色」は、ヤシの繊維を使ったもので、
ちょっと珈琲のパッケージを思わせる面白さを感じたのですが、
選ばれたのは中央、笹の葉の繊維を使った新素材を使った「緑色」。
(途中、茶殻の再生素材を使うという案も上がったのですが、
香りがついた特殊紙ということで却下)
お客様のご意見、反応が楽しみです。
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